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うーたんの続き

続きは明日と言いながら、またもやいつものサボり癖が。。。
うーたんの最後の姿を和室で見たと言う旦那の言葉を信じれば、窓の開き10センチ余りがかなり怪しい。その時のうーたんの年齢から推察すると、高い所から飛び降りるのなんて朝めし前の猫さんだとしてもこの高さから果たして飛び降りられるものなのか?それともSママが居る新宿のネオンが恋しくて、恐怖も忘れ身を投げたのか?半身半疑な気持ちのまま、何度も同じ場所を名前を呼びながら探すが、泣き声ひとつ聞こえてはこない。もちろん鈴も。やっぱりあの窓の隙間から出ていったのか。その証拠に居なくなって3時間が経過しているではないか。あぁ~、来て早々家出かよ~。初めての場所で、外は深夜。お腹も空いてるだろうし、勢いで出てしまったのだから、心細いだろうし、後悔しているだろうな~。我が家に戻ってくる確率はゼロの等しい。それとも帰りづらくて帰れないのか?、優しい声が自分を呼んでいると聞こえてきたとしても、用心深くて臆病な猫が素直に出てきてはくれんだろう。それでもジッとしては居られず、海中電灯を片手にあてもなく深夜を徘徊する私。運の悪いことにうーたん闇夜に黒猫これではハンデあり過ぎ。
子猫とは言えないが、7~8カ月の子が初めて場所ではそうは遠くにまでは行くまい。行かれるはずもあるまい。などと思っては打ち消し、次第にうーたんが可哀想で泣けてくるし。そうこうしているうちに、空が白み始めてきた。やはり此処は猫まま事、Sママに泣きつくしかあるまい。うーたん救出に役立つ?であろうブツを借りにいざSママ宅に。そのブツは間近で見るとかなりのデカさだ。それを大きな風呂敷に包んでもらい、地下鉄内の好奇の目を掻い潜り、猫が通りそうな猫道とやらに仕掛ける。
少し時間を置いて(30分以上)と思ってはいるのだが、生来のせっかちな性格から5分と待てない。期待大で捕獲箱を覗いてみたところ、掛かっていました、大きなオデブ猫が・・・?!」誘き用にと置いてあったモンプチすき焼き風に釣られ見事ビンゴ!
どうやら何処かで飼われている猫のようだ。疑う事なく匂いに誘わてしまったようだ。猫も人間と同じようで、労知らずは騙され易い。捕獲箱でギャースカうるさいオデブさんを出し、箱に滅菌を施し、
今度はもう少し暗くて細い場所に置く。運良くうーたんが入ってくれたら、
入ったら最後どんなにもがいても逃げ出す事はできない。私はそのまま暫く放置しておく事にして、用事を片付けることにした。用事を済ませながらも思い出しては見に行ってみるが、箱は置いた時の状態を保ったままだ。
居なくなってからそろそろ24時間が経つ。知らないとこに来て迷ってしまったんだろう。そう思うとまた泣けてくる。8時少し前、買い物から戻ると、『いたよ。いたよ。家の中に。今ちょっと黒い顔が見えた』と押し殺しながらも興奮した声が。どうやら今は使っていないほぴすぽが寝ていた小さな部屋にいるようだ。近づけば逃げる習性を知っている飼い主は(えへん!)偉そうに「知らんぷりして、無視しててよ」こうして34時間後うーたんは無事帰宅したのでした。帰宅はおかしいですよね、家に居たのですから・・・この場合 引きこもり~~(笑)


うーたんの続き_d0055858_15274464.jpg

by hoppspo | 2005-09-21 17:09 |
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